2010/08/11

[電子書籍]同人誌を電子書籍にしてみよう!(閲覧編)

読んでない方はまずこちらから
[電子書籍]同人誌を電子書籍にしてみよう!(準備編)
[電子書籍]同人誌を電子書籍にしてみよう!(断裁編)
[電子書籍]同人誌を電子書籍にしてみよう!(取り込み編)


さて、いよいよ作成した電子書籍同人誌を読んで見ましょう。
個人的には電子書籍リーダーとしてiPadを買ったって後悔しないと思いますよ?
っていうか、おそらくそれが一番良い使い方の一つだと思います。


なにはなくとも動画。以前の動画で作った物がどう見れるか実際にみてください。




如何でしたか?
全然全く純然に問題無く綺麗に読めると思いませんか?
この動画では撮影していませんが、iPadを縦にすれば1ページずつ大きなページで読めます。
えっちぃ同人誌でむにゃむにゃする時はこちらがお勧めですw
画面の左側をタップするだけでページ送り も出来るので安心です!

さて、細かく説明して行きましょう。
まず閲覧する為のソフトですが、これはi文庫HDというiPadのアプリケーションを使用しています。
DropBox、GoodReaderと並んでiPadを購入したら真っ先にインストールするべき三種の神器と言われるくらいに鉄板なアプリです。

基本的には青空文庫を閲覧するアプリなのですが(iPadに最適な形で青空文庫の大量の本を読めるだけでも600円は決して高く無いと思いますが)このアプリの魅力はPDFリーダーとしての性能、様々なデータの取り込み手段、ZIPに固められたJPGの閲覧など、基本的な電子書籍リーダーとしての機能を比較的高いレベルで実現出来ている事にあります。PDF内の文字検索などは今現在出来ませんが、アップロードたれてたりします。

PDFさえあれば、ページをjpgに変換しそれをZIP圧縮する事も可能です。
そうして纏められたjpgはPDFの時より遥かに軽く出来ることもあります。
それをi文庫に入れれば容量の節約になりますよね?僕は面倒なのでやりませんがw
兎に角、600円出してでも電子書籍リーダーはi文庫HDにするべきだと断言します。


さて、ではどうやって作ったファイルをiPadに、i文庫HDに転送するか?ですが、いくつか方法があります。
代表的な物だけですが紹介しましょう。

1.iTunesを使ってiPadに転送する。
2.DropBoxにファイルをアップロードして、それをi文庫HDから直接DLする。
3.i文庫HDの機能を使用してFTPツールでiPadとパソコンを繋いでファイルを転送する。
という3つになります。
1.は圧倒的に簡単だし楽だけれど、iPadのバックアップの遅さは有名で、まじで遅いときは一時間くらいかかるのであまり、この方法ははオススメできない。

2.はDropBoxのアカウントが必要とはいえ、サーバー上に2ギガの領域が無料で使えるわけだし、iPadアプリとしてもDropBoxは存在するしで、取り敢えずDropBoxのアカウントは取得しておく事をオススメする。
PCからもブラウザからもiPhoneからも使用出来るし使わない理由がまったくない。
また、特筆すべきはi文庫HDには直接DropBoxにアクセスして、存在するしPDFなどをi文庫HDにDLできる機能があること。
これにより、本当に第二の本棚としても使用出来る様になる。

有料サービスにすれば50Gを一年間一万円程度で利用出来るので検討してみると良いと思う。
問題は、我が家の環境のせいかもしれないが、PCからDropBoxにアップロードするのが非常に遅いことだ。一つの本を上げるのに5分から10分程度かかる時もある。
有料サービスに変えれば早くなるのかもしれないし、我が家の環境に原因があるかもしれ無いので何とも言えないが。ちなみにyoshimikiは小説のみDropBoxにアップロードしている。
この2つに関してはiPadはあるけれど、家に無線LANが飛んでいないという人にも問題無く使用出来る方法である。
よもや無線LANの環境が無いのに3gs版ではなくwifi版を買っている人もいないだろうから、どちらにしても通信環境はあると思うので2.も問題無く使用出来るはず。

3.若干設定等に知識が必要だが一番オススメなのはWi-Fiが有るのであればこの方法である。
FTPクライアントはどこにでも落ちているフリーツールでOK。
設定方法はご丁寧にi文庫HDのHPに書いてあるので詳しくは其方を参考にしてもらいたい。
この方法は簡単にいえば、PCとiPadをWi-Fiで接続し、PCから直接i文庫HDのフォルダにファイルを送るわけだ。Wi-Fiだから転送速度も十分早いので、オススメ。
送る際にFTPクライアントでフォルダ作成やリネームもできる。
本当に若干ではあるがFTPクライアントを使う為のHOWTOが必要ではあるがそれさえ出来れば本当に快適にファイル管理が出来るので、頑張って試してもらいたい。

まとめ
もう一つの本棚的に電子書籍をクラウド化したいのであれば有料にしてでも2.でDropBoxに一元化した方が良いと思う。
勿論DropBoxからi文庫HDに落した物は、削除しない限りオフラインでも閲覧できるし、iPadの容量が圧迫され始めたらi文庫HDから削除してしまえばいい。
元のデータはDropBox上に有るのだから読みたくなったら、再度DLすればいいだけだ。
クラウド化している限りPCが壊れてもHDDがクラッシュしてもバックアップとして使用出来るしね。
そう言うのは面倒だし、お金も払いたくないと言う人は3.の様にFTPクライアントで転送を行う事をオススメする。
yoshimikiもDropBoxを有料にしていないのでアップロードできる本の数が限られているので小説オンリーという縛りをしている。
なので同人誌等は全てのこの手段で転送している。
早いし、フォルダ分けも楽だし、クラウド化というメリットにさえ目をつぶれば(まぁ物凄く魅力的な部分に目を瞑ることになるけれど)こちらの方が即効性と楽さがある。
長くなりましたが、これで説明を終わります。
いや、マジで長くなってしまいましたなw

ですが、この部分は断裁編、読み取り編よりも、もっと直接的に「iPadと電子書籍とどう付き合って行くか」というテーマに直結します。

クラウド化した方が良いと思う人、そこまでしなくても楽に転送出来ればいい人、iTunesに任せれば安心だと思う人。

それぞれに自分とiPad、ひいては電子書籍との付き合い方への思惑が有るはずです。
それだけに、色々試して最適な方法を見つけてくれると嬉しいです。
これまでに書いて来た事は「こういうやり方もある」という程度に思ってもらった方が良いかもしれません。
100人いれば100通りの付き合い方があると思いますので。
さて、閲覧編と言うよりは、実際には転送編になってしまいしたが、実質それこそが閲覧という行為の大部分ですのでw
さて、一応断裁、取り込み、閲覧と解説して来ました。
次で一応最終回。
最後は他にも知って置くといい事などを書いてみようかと思います。
これに関しては何にも決めてないし、何かにあるかも分からないのですが。
まぁ、〆のご挨拶もかねてちょっと結びのポストってことで。
それではここまで見てくれたみなさんに感謝を。もう少しおつき合いくださいな。

1 件のコメント:

ほめぞう さんのコメント...

こんにちわ。ほめぞうと申します。

アマゾンの履歴をツイッターで流してくれてありがたい。これで心置きなく喋れる。

ただ、あの中に買ったものは一つもないですけどね。特に最近の漫画のイラストやアダルトユーザーの趣向は世相を反映してると思ってますから。

とまあ、なんでもいいので何かあったらお返事ほしい。